福田浩子ソプラノリサイタル2021

2021年1月23日に「福田浩子ソプラノリサイタル」を無事開催させて頂きました。地域によってコロナの感染状況が違いますが、出来る限りの感染予防対策をとっての開催でした。出演者は事前に自費でPCR検査を受けました。歌いながら演奏会ができることへの感謝で胸がいっぱいになりました。お客様からも「久しぶりに生演奏が聴けて元気になりました」「コロナ禍での演奏会、勇気を頂きました」「コンサートに来て希望の光を見出しました」等々のお声を頂き、私達もとても嬉しく思います。コンサートの動画をアップしました。

ソプラノ 福田浩子  ピアノ 杉山麻里

第12回レクイエムコンサート・平和への祈り

2019年6月29日にカトリック岡山教会で開催させて頂きました。1945年6月29日の岡山空襲からちょうど74年になりました。戦争を知らない私たちですが、空襲犠牲者、戦争犠牲者の方々の苦しみ、無念の思いに少しでも寄り添い、その思いを後世に伝え、二度と同じ悲劇を繰り返さないように心に刻んでいきたいと思います。第12回レクイエムコンサート・平和への祈り IMG_0339

山陽新聞にもご紹介頂きました。

2017年12月には、2008年から毎年開催を重ねてきたということで、同じく山陽新聞に私がこのコンサートを続ける思いを語ったインタビュー記事を掲載頂きました。 

第11回レクイエムコンサート・平和への祈り

6月23日(土)午後2時からカトリック岡山教会で、「第11回レクイエムコンサート・平和への祈り」を開催しました。2008年から毎年開催し、今年で11回目を迎えました。たくさんの方々のご協力によりここまで続けてくることができました。今回は「聖母マリアと共に戦争を考え、平和を祈る」をサブテーマにマリア様にちなんだ曲を中心にしたプログラムにしました。カトリック教会ではマリア様はすべての人類の母とされています。母である聖母にとって、戦争は愛する子供同士が殺しあうという、最も心痛むことだと思います。ペルゴレージ作曲の「スターバート・マーテル~悲しみの聖母」とサンチェス作曲の「スターバート・マーテル」を演奏し、イエス様のご受難に伴われた聖母の痛みと悲しみの心、人類への限りない愛を感じながら平和を祈るコンサートになりました。動画ライブラリーにコンサートの様子をアップしています。

 

福田浩子ソプラノ 歌曲の夕べ~月に寄せて~

2017年9月30日に倉敷市のはしまやで「福田浩子ソプラノ 歌曲の夕べ~月に寄せて~」を開催しました。今年は10月4日が中秋の名月。シューマン作曲の「月に寄せて」「月の夜」をはじめ、月をテーマにした歌や、ドヴォルザークの歌曲集「ジプシの歌」、フォーレの「夢のあと」等演奏しました。ピアノは杉山麻里さん。素敵な空間でお客様との距離も近く、19世紀ヨーロッパのサロンコンサートのような雰囲気の中で歌うことができました。サロンで演奏されることが多かった歌曲。これからもっとこういうサロンコンサートを開きたいなと思います。

歌曲の夕べ

ピアノの杉山麻里さんと

ピアノの杉山麻里さんと

第11回福田浩子ソプラノ・クリスマスコンサート

2016年12月16日に、岡山市のルネスホールで「第11回福田浩子ソプラノ・クリスマスコンサート」を開催いたしました。たくさんの方々に足をお運びいただき、本当に感謝です。このコンサートは、フィリピン・インファンタ地区にあるマウントカルメル高校を支援するためのチャリティーコンサートとして2006年から毎年開催しています。早いもので今回で11回目となりました。このコンサートの収益でマウントカルメル高校の学生達にフィリピン⇔日本の航空券をプレゼントし、カトリック教会を通して日本に招待しています。彼らは日本の家庭にホームステイしながら、学校を訪問したり、日本文化を学んだり、貴重な体験をしています。ご協力頂きました皆様には、心より感謝申し上げます。

今回のコンサートは、ピアノ伴奏の大谷麻美さん、昨年に引き続き友情出演し、バリトンの美声をご披露下さった瀬戸内市長の武久顕也さん、毎年ご一緒下さっているヴォーカルアンサンブル ぽ~こ あ ぽ~この皆さんたちと共に、とても楽しいコンサートになりました。コンサートの一部ですが動画でお楽しみいただければと思います。動画にアップできなかった武久さんと私の爆笑デュエットは、またいつかライブで聞いていただく機会がありますように…

レクイエムコンサート・平和への祈りvol.9

6月25日(土)、カトリック岡山教会で「レクイエムコンサート・平和への祈りvol.9~6・29岡山空襲~」を開催しました。約100人がご来場下さいました。。今回は「1945年の夏を語りつぐ会」の皆さんによる「朗読でつづる 6・29岡山空襲」で始まり、続いて鎮魂と平和の歌をソプラノ(福田浩子)とピアノ伴奏(大谷麻美)で演奏し、さらに慰霊の祈りを込めた天台声明、最後に平和の願いを次世代につなげようと桃太郎少年合唱団のコーラスで締めくくりました。1945年6月29日午前2時43分、岡山市上空に現れた米軍機B-29の爆撃により1700人以上が犠牲となり岡山市の7割が焼失しました。焦土と化した岡山の様子、逃げ惑う人々の叫び、一夜にしてすべてが変わってしまったあの日のことを、朗読劇は生々しく伝えました。朗読劇に続いて私は鎮魂の歌「ピエ・イエス」を歌いました。この歌がどうか天国にいる犠牲者の皆さんにも届きますようにと祈りました。その後に歌った「花のまち」を作詞した江間章子さんは、「空襲で焦土と化した日本の街が、いつか花でいっぱいの街になることを夢みて書きました」と言われます。現在の日本に「平和の花」が咲いているでしょうか。「神様だったら見えるのかしら…」という詞の歌「おんがく」を歌いながら、神様には今ここに平和な世界が見えているけれど、私達人間の選択によって、平和な世界を壊してしまう時があるのだと思いました。「戦争は人間のしわざです(聖ヨハネ・パウロ二世)」神様には見えている平和な世界が、人間には見えなくなる。このコンサートにご来場下さった方々、そして出演者、スタッフ1人1人が神様から頂いた「平和」を社会の中で伝えるために派遣されている平和の使徒なのだと感じています。

フランス・ルルド

今年も5月前半はスイスのチューリッヒに滞在し、後半はイタリアとフランスのルルドに行きました。聖母マリアが少女ベルナデッタにご出現されたルルドはいつもたくさんの巡礼者が訪れています。私はここ数年、年に数回ルルド巡礼の添乗員ボランティアをしています。今年はイタリア・ローマから始まり、聖ピオ神父が生涯を過ごした南イタリアのサン・ジョヴァンニ・ロトンド、ナザレの聖家族の家の壁で作られた聖堂があるロレート、アッシジ、フィレンツェ、そしてフランスのルルドまでの約11日間の旅でした。私は9日間添乗員をして、最終日5月25日にルルドのサクレ・クール教会(聖ベルナデッタが洗礼を受けた教会)で、昨年に続いて「聖母マリアに捧げるコンサート」をしました。44人という大きなグループでの旅行で、体力的にも大変でしたが、10日間の巡礼への感謝を全力でマリア様に捧げるコンサートとなり、歌いながら本当に感激しました。風邪で喉が痛かったにもかかわらず、本番ではとても調子がよくなって、咳一つでないで歌いきることができました。マリア様に守られていたと感じます。フランス在住のオルガニスト坂井かおりさんとの共演で、彼女の素晴らしいオルガン演奏に皆さん聞き入っていました。現地の人々や世界各国からの巡礼者の方々も大勢聞いて下さいました。

オルガニスト坂井かおりさんと

オルガニスト坂井かおりさんと

コンサートの前に

コンサートの前に

聖母マリアに捧げるコンサート2016

コンサートの様子

夜のサクレ・クール教会の前で

夜のサクレ・クール教会の前で

第10回福田浩子ソプラノクリスマスコンサート!

福田浩子

2015年12月18日、岡山市のルネスホールで「第10回福田浩子ソプラノクリスマスコンサート~愛と祈りの歌~」を開催しました。2006年の第1回目から数えて今回で10回目を迎えることができました。本当に多くの方々のご協力と応援のおかげで、今まで続けさせていただくことができました。心からの感謝で胸がいっぱいです。そしてこのコンサートはフィリピン・インファンタ地区にあるマウントカルメル高校支援のチャリティーコンサートでもあります。このコンサートの収益で、今までに13人の高校生が日本に来日し、日本の家庭にホームステイしながら、日本の文化や社会を学んでいます。今回のコンサートには本当にたくさん方々がご来場下さいました。遠くは呉市、加古川市からも来て下さいました。いつも温かく見守り励まして下さって本当にありがとうございます。第2回目からずっと変わらずピアノ伴奏して下さっている大谷麻美さん、2011年からご一緒して下さっているヴォーカルアンサンブル・ぽ~こ あ ぽ~この皆さん、今回初めて友情出演下さったバリトンで瀬戸内市長の武久顕也さん、そして司会の小林愛さん、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました!とても楽しく、暖かいコンサートになったと思っています。武久さんとはモーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の二重唱「手を取り合って」をデュエットさせていただきました♪2016年12月には第11回目を予定しています。また皆様とお会いできるのを楽しみにしています!

福田浩子

第1回目からずっとルネスホールで開催しています

大谷麻美

大谷麻美さん

武久顕也

「帰れソレントへ」を熱唱する武久顕也さん

手を取り合って

「手を取り合って」

 

ぽ~こ あ ぽ~こ

「ヴォーカルアンサンブル・ぽ~こ あ ぽ~こ」の皆さん

O Holy Night

最後に全員で「O Holy Night」を歌いました♪

福田浩子ソプラノチャリティーコンサート(カトリック呉教会)

10月17日(土)14時から呉市にあるカトリック呉教会で「福田浩子ソプラノチャリティーコンサート」を開催しました。このコンサートはフィリピン・インファンタ地区にあるマウントカルメル高校支援のためのチャリティーコンサートです。インファンタ地区は2004年の大洪水で2000人以上の人が犠牲となり、農地は耕筰不能、多くの家々が流されました。私がインファンタを初めて訪問したのは2006年、まだ洪水被害の爪痕が生々しく残っている時でした。その様子を見て何かできることはないだろうかと考え、岡山でインファンタ支援のチャリティーコンサートを開きました。その収益は洪水で全壊したインファンタのカルメル高校に送りました。それから毎年チャリティーコンサートを開き、収益はカルメル高校の学生に航空券をプレゼントし日本に招待するプログラムのために使われています。2008年に第1回目のプログラムとして2人の学生が来日しました。それ以来昨年までに12人が来日しました。彼らはフィリピンに帰国してからもその体験を活かして奨学金を得、大学に進んで社会のリーダーとなるべく頑張っています。学生達は「日本を訪問したことは人生の宝です。日本の皆さんの温かい歓迎を一生忘れません。フィリピンと日本の懸け橋になれるよう頑張ります」と話してくれます。

今回はカトリック呉教会の皆様に大変お世話になりました。金起瑩神父様をはじめご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

レクイエムコンサート・平和への祈りvol.8

6月27日カトリック岡山教会にて、岡山空襲の犠牲者、すべての戦争犠牲者の追悼と平和を祈るコンサート「レクイエムコンサート・平和への祈りvol.8」を開催しました。2008年から始めて今回で8回目になります。今年は岡山空襲、そして終戦から70年の節目の年。今回は広く戦争と平和を考える意味で、広島から被爆ピアノを借りて、被爆ピアノと共に平和を祈りました。被爆ピアノを貸して下さった被爆二世の調律師である矢川光則さん自らピアノを運んで来られました。コンサートの中で、矢川さんに被爆ピアノについてのお話もしていただきました。被爆ピアノを主人公に、ピアノソロ、歌とピアノ、弦楽とピアノ、少年合唱団とピアノ.…と被爆ピアノの平和の音色と共に平和を祈りました。また空襲直後の岡山市の映像を見ていただいたり、空襲証言の朗読を聞いていただいて、戦争を経験された方の痛みや苦しみを、少しでも共に感じさせていただくことができればと思いました。私達戦争を知らない世代が、戦争の悲劇を次世代に伝えていくにはどうしたらいいのだろうか、と考え続けています。戦争経験者のお話を聞き、その痛みや悲しみ、言葉にはできない苦しみをどのように受けとめていけばいいのか、二度と同じことを繰り返さないために、私達に何ができるだろうか、1人1人が置かれている場所で取組み続けていくことが大切だと思います。今回は桃太郎少年合唱団や清心中学・高校生の弦楽アンサンブル等次世代を担う人達も出演して下さいました。彼らの心に灯る平和の灯を、これからも大切に伝えていって欲しいと願います。被爆ピアノ IMG_0650