２０１５年５月２７日にフランス・ルルドで「聖母マリアに捧げるコンサート」をさせていただきました。１８５８年２月１１日、南仏のルルドでベルナデッタという少女に聖母マリアがご出現されました。ベルナデッタが聖母のご出現を受けたのはルルドの洞窟でした。のちに聖人となったベルナデッタが洗礼を受けたサクレクール教会で、マリア様に捧げるコンサートをさせていただけたのは忘れ難い思い出になりました。マリア様に導かれた祈りと感動の中に歌わせていただきました。スイス在住時代からの友人でオルガニストの沖汐繭さんとの共演。彼女の素晴らしいオルガン演奏に聞きほれました。コンサートはルルド巡礼の中のイベントとして行われ、同行した神父様達にも歌っていただきました。

２０１５年３月１３日岡山市の旭東病院パッチ・アダムスホールにて「福田浩子ソプラノコンサート」。旭東病院でのコンサートは初めてでした。参加者の皆さまが、とても真剣に聞いて下さって本当に感謝しています。日本歌曲を歌っている時に、手話をしながら一緒に歌っていらっしゃる方がいて感動いたしました。皆さまが音楽によって癒されますように、と願いながら歌わせていただきましたが、私の方が癒された素敵な時間となりました。

また機会があれば是非歌わせていただきたいと思います。

演奏曲「私を泣かせてください」（ヘンデル）、「オンブラ・マイ・フ」（ヘンデル）、「わが母の教え給いし歌」（ドヴォルザーク）、「からたちの花」（山田耕筰）、「さくら横ちょう」（別宮貞雄）、「ひぐらし」（團伊玖磨）、「ムゼッタのワルツ」（プッチーニ『ラ・ボエーム』より）、「ああそは彼の人か～花から花へ」（ヴェルディ『椿姫』より）、「アヴェ・マリア」（マスカーニ）

ピアノ伴奏：大谷麻美さん

今回のコンサートの感想を聞かせていただき、日本歌曲とドイツ歌曲を中心にしたサロン風コンサートをやりたいな、と思っています。近いうちに…すてきなカフェで。