毎年チャリティーコンサートで支援しているフィリピン・インファンタ地区のマウントカルメル高校の学生が今年も来日しました。昨年12月の岡山市でのコンサートと今年10月のカトリック呉教会でのコンサートの収益で、女子高生パトリシアさんと元校長先生のヴァンジーさんにマニラ⇔大阪の航空券をプレゼントしました。皆様の御協力に感謝申し上げます。本当はもう1人高校生が来日予定でしたが、パスポート手続きの問題で今年は来日できなくなりました。来年は是非!と思います。今回日本に来たパトリシアさんは、日本に行くことが小さい頃からの夢で、マウントカルメル高校に進学したのは、日本に行くプログラムがあるからだったそうです。長年の夢が叶って本当に幸せそうでした。11月後半から約1週間の滞在でしたが、岡山、広島、津和野等を訪れ、日本の家庭にホームステイしながら高校や大学を訪問し、日本の学生達との交流を深めました。10月にチャリティーコンサートをさせていただいたカトリック呉教会では大変温かい歓迎会をしていただきました。本当にありがとうございました。
写真は呉教会の歓迎パネルと、岡山城での備前焼体験の様子です。
インファンタは10月の台風で家々の屋根が飛んだり、木々が倒れたりと大きな被害を受けました。マウントカルメル高校の屋根も飛んでしまい、現在は屋根がなく、雨が降ると水浸しになる状態で授業をしています。カトリック広島司教区では募金の呼びかけをしています。
12月18日には岡山市のルネスホールでインファンタの高校生支援チャリティー「第10回福田浩子ソプラノクリスマスコンサート」を開催します。このコンサートの収益で、また来年インファンタの高校生達に航空券をプレゼントしたいと思います。そして彼らが日本でのいろいろな体験を通して大きく成長して欲しいと願います。